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ヨヨギ産のブログ

明日になったら、今日は過去。

「感情のコントロール」は「不可能」にできている

http://www.flickr.com/photos/14168055@N00/6891922045
photo by Benjamin Lehman

怒りは大きな「エネルギー」を生む

だれかが自分の期待に応えてくれなくて
怒りを感じたとき、あなたはどうしていますか。

カッとなって、相手対して大きな声で怒鳴る?
それとも、いきなり殴りつける?
かぶっていた帽子を床に叩きつけたり(^^;)

人が怒ったときは、体の中に
大きなエネルギーが発生します。

しかし、そのエネルギーを、
その場で「怒鳴ること」や「暴力をふるう」ことで出してしまうと
相手を傷つけたり、それが元で大きな争いに発展したり
建設的な、理性的な解決からは遠ざかってしまいます。

怒りのエネルギーはとても強く破壊的で、
場合によっては、人の人生や、自分の人生をも
大きくを変えてしまうようなことにもなります。

「感情」は「コントロールするべき」か

そこで、人はオトナになると
その場でそのエネルギーを出さないようにすることを覚えます。

そんなときは、怒りによって発生したエネルギーは
行き場を失い、体の中にとどまります。
「いや、怒りは忘れるようにしてるから」と思っていても、
解消されるまでは、決して消えることはありません。
そしてその後、何かの拍子に必ず噴出します。


例えば、

会社で仕事がうまく行ったりして
気分良く、ルンルンで家に帰ったとします。

すると、子供が部屋におもちゃを散らかしたまま
寝転んでゲームに熱中している。

でもルンルンのときは、そこでいきなり怒鳴り散らしたりせずに
「おっ、そのゲーム楽しそうだな。ゲームが終わったら、片付けとけよ」
と、穏やかに対応することができます。

でも、会社でとても理不尽なことがあって、
怒りを抱えたまま家に帰った時は、同じ状況で
「おいコラ!何してるんだ!」と雷も落としたくなるかもしれません。


感情をどんなにコントロールできたと思っても、
体にたまっている怒りのエネルギーは、
何かのちょっとした刺激によって、
結局は「噴出」するようにできています。


怒りのエネルギーは「無意識に」溜まっていく

また、まじめな人ほど「人を怒鳴ったりしてはいけない」
「暴力をふるってはいけない」という「良き信念」
を持っているので、
無意識のうちに、多くの感情エネルギーを溜め込んでしまいます。

そうすると、そういう人たちの一部は、
自分より弱くて声を上げられない存在を痛めつけたり、
匿名でネットに罵詈雑言を書き込んで人を傷つけたり
人に知られぬ形で犯罪的な行為をしたり、
場合によっては、自傷行為などの形で、
自分自身を「攻撃の対象」としてしまうこともある。

これもたいてい「無意識下」で行われます。
(ココが怖いところ)

つまり、自分では全く気づかずに、
「破壊的な行為」をしてしまうことになります。

現代の難しい社会問題の一部は、このようなことから発生し、
大きくなっているのではないかと、ひそかににらんでいます。

感情エネルギーを「無害化」する

怒りによって生まれる「感情エネルギー」は、
単なる「エネルギー」ですので、処理は可能です。

例えば、体を動かせば、感情エネルギーは
運動エネルギーと熱エネルギーに変換されます。

つまり、
怒りを感じたときに出てきたエネルギーを
少しの間だけ、いったん体の中にためておき
(その場で出すとマズイこともあるので)

そして、刺激を与えないようにそうっとその場を離れて、
体を動かしてもよい場所・よいタイミングに来たら
体を動かす。

例えば、寝室の枕を思いっきり叩きつけたり、
ジョギングしたり、ウォーキングしたり、
マンションの階段を上がり下がりしたり、
帰りのマイカーの中で大声で歌ったり、

平たく言うと「ストレス解消」ってやつですが、
とにかく体を動かすことで、感情エネルギーは、
運動エネルギーと、熱エネルギーになります。

「エネルギーを運動と熱に交換する」
これって、高校物理でならった「熱力学第一法則」ですね。
エネルギー保存の法則」とも言います。

一見難しい「感情エネルギーのコントロール」も
「高校で習った基礎物理学」を使うことで、
カンタンに解決できます。

感情ではなく「エネルギー」をコントロールする

「感情」はそれ自体は害の無いものですし、
生きている限り必ずでてくるものなので、
「感情をコントロールしなきゃ」とがんばっても
必ず徒労に終わります。

「感情をうまくコントロールすることが重要」という言い方に
なんとなく違和感を感じるのは
「そんなのムリ」だからです。

コントロールするべきは、感情によって生まれた
「エネルギー」
の方だけです。

そして、エネルギーを発散するためには
単純に「運動して、エネルギーを消費する」

自己啓発本とかでは、感情をコントロールするためには、
認知的なトレーニングをするべきだとか、
前向きで適切な目標設定が必要とか、
いろいろなアイディアがあるようですが、

例えば、会議中にカチンと来たら、
ちょっとしてから、しゅるっとトイレに篭って
100回スクワットする(^^;)

これならカンタンにできるのではないでしょうか。

感情はコントロールできる―幸福な人柄を創る

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感情を自在にコントロールする極意

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