医者は「中性脂肪値」の正確な計り方も知らんのかい!
以前の記事で、8月に健康診断の結果が出て、HbA1c、肝臓の数値その他が改善した、と書きました。
健康診断で「●●の数値が高すぎる」と言われた時チェックすること - ヨヨギ産のブログ
そのときに書きそびれた「中性脂肪値」が、実は「525」でした。
正常値が「39~198」なので、525というのは
べらぼうに高い数値だったことになります。
以前から中性脂肪値はなぜか高かった
実は、自分の場合、中性脂肪値は毎年300とか400とか、
結構高い数値が出てまして、
いつもお医者様に「節制しないとホントやばいよ」と
脅されていたわけです。
で、昨年の健康診断の2ヵ月後から「糖質制限」を始めて、
「糖質制限すると中性脂肪値も落ちる」という情報もキャッチしていたので、
「今年こそリベンジできるぞ!」とちょっと期待していたところに
この結果・・・
そんでまた
「あなたは中性脂肪がすごく高値ですので、ああせいこうせい・・・」
っていういつもの「お医者さんのお説教」を聞かされ、
「ああ、自分は健康管理できない・・・だめじゃん自分」と軽くヘコみ、
家族に「ちょっとそれ大丈夫?」と心配され・・・。
不安になって「病気になっちゃうのかなオレ」とまたヘコみ・・・
オカシイ>本気出す
うーんオカシイ。
他の数値は劇的に改善しているのに、
中性脂肪だけ何でこんなことに?と思って、
本気でいろいろ調べた結果、
「中性脂肪値のピークは食後4~6時間後」
なんですと!
てことは、自分は「ピークの時間帯にわざわざ計った」ってこと?
それって検査に使える値じゃあないよね?でも毎回説教されたよね?
しかも前日にアルコールを飲んでたら12時間後がピークだって!?
CRCグループ(臨床検査情報会社のHP)
食事による中性脂肪、コレステロール検査値への影響は?血液中の中性脂肪(TG)は、食事から吸収されたカイロミクロン(外因性)と肝臓で合成されたVLDL(内因性)に主として含まれ、筋肉や脂肪組織に運搬されています。食物として摂取される脂肪の大部分は中性脂肪のため、直接影響して中性脂肪値は増加し、食後4~6時間でピークとなります。
また、飲酒でも中性脂肪が高くなります。アルコールは肝臓に運ばれてアセトアルデヒドと水素に分解・解毒されますが、このアセトアルデヒドが脂肪の分解を抑え、同時に中性脂肪の合成を高めてしまいます。中性脂肪合成のピークは、アルコールを飲んで12時間後といわれています。
さらに、アルコールと脂肪を同時に摂取すると12時間以上経っても中性脂肪の増加がみられます。
(中略)
よって、朝食だけでなく、前の晩遅くまで食事をしたり、アルコールを飲んだりした場合は中性脂肪値が高値、コレステロール値が低値となる場合があり正しく評価できません。
正確な血清脂質の測定には、検査前日の高脂肪食や高カロリー食を慎み、禁酒し、12時間以上絶食後の早朝空腹時の採血が必要です。
前の晩カルビ食ってビールでも飲んだら、食後4時間どころか
「朝飯抜きで計っても意味ナシ」じゃん!
今回、採血が15時からだったので、事前に
「4時間前だから、朝の11時頃までに食事を済ませてきてくださいね」
と言われていたので、律儀にその通りにしてました。
それじゃあ中性脂肪値、
高くてあたりまえじゃーないですか。