警視庁から振り込め詐欺の電話がかかってきたど
正確には
「警視庁振り込め詐欺被害防止センターの○○です」と
電話がかかってきました。
ん?警視庁から?と思って聞いていると
いろいろな手口の『振り込め詐欺』を案内して被害防止しているとのこと。
「振り込め詐欺に会わないための注意点を4点ほどお話したいのですが」
というので、反射的に「ウチは大丈夫です」と答えると、
すかさず「では1点だけ、ポイントを30秒ほどでお伝えしたいのですが」
と食い下がってきた。
これって、本物の詐欺の人が、振り込め詐欺に引っかかりやすそうな人かどうかを
スクリーニングしてるんじゃ?と思って、電話を切ってしまいました。
なんか、警視庁からの電話で、逆に不安になったんですけど。
まあ、この電話が本当に警視庁からの電話だったとして、
「うんうん」とやさしく聞いてあげるおばあちゃんとかは
本当の振り込め詐欺電話に対しても同じように無防備な対応をすると思うので、
そういった人に対してはこういう啓発電話が有効だと思いますが、
自分のような、振り込め詐欺をガツンと撃退できる人にとっては
どんよりしちゃう電話にしかならないですな。
まず、「警視庁ではこういう取り組みをやっています」というのを
事前に告知するのがスジっすよね。
テレビCMとポータルサイトにでも告知を入れるとか。
そうでなくても、小さいチラシペラ1枚くらい
各家庭のポストにでも入れておくだけで違うよね~。
これなら費用もそんなにかからないし。
そういえば、数年に一回くらい警官が玄関まで来て、
巡回連絡と称して電話番号とか家族構成とか聞かれるけど、
それと同じように一軒一軒事前に回って
「振り込め詐欺の啓発電話が行きますのでよろしく」とか
でもいいし、
そういった「配慮」がないから、
警察って嫌われるんじゃないかしらん。